謎の少女

どたどたどたっ!!
   ばこーん!!
「土方さーん!!」
僕は、襖を乱暴に開けた。
「総司ー、もっと静かに開けろやー!!」
土方さんの、うすさい声が響く。
「いそいでたんですよ。」
にこにこ笑いながら答えた。
「本当にそうなのかよ…。まぁ、それはいいとして…なんだっ??用事があって来たんだろう??」

土方さんは、僕と向きあうように座り直した。
「そうそう。巡察の報告に来ました。」
にこっ。
「で、どうだった?急いでたんだからそれなりになんかあったんだろうな〜!?」
土方さんの額には、青筋ができていた。
僕は、にこりと笑いながら…
「もちろん。何もありませんでしたよ。」
ふふっと笑ってみせた。

ぴき…ぴきぴき
ん…??なんの音??

土方さんを見ると青筋が増えている(笑)
「総司。今、何もなかったって言ったのか?(黒笑)」

「ええ。そうですよ。」
ぷちん。
ん??何か、切れましたか?
「総司ー!!何もねえーならもっと静かに開けろやー!!」
ぷぷ。本当に土方さんは、いじりかいがありますね(黒笑)

「まぁまぁ、土方さん。それより、女の子拾いました。」

…はぁっ??女の子??拾った??って顔してる(笑)

「女の子、拾いました。」
僕は、念の為もう一度言った。

「聞こえとるわっ」
「そうですか。」
僕は、しれっと答えた。

「…それより、なんで女の子を拾ったんだ…??」

「なんか、家出したみたいだったんで拾ってきました。(笑)」

なんて、言うかな〜 ニヤリ
「はぁー!?家出!!??」
やっぱり、捨てろって言るでしょうね…。

「まぁ、拾って来たもんはしょう
がねー。総司。おめぇーが責任持って面倒見ろよ。あと、近藤さんには俺から話しとく。」

「へっ…?いいんですか??」

「男に二言はねぇー!!もう、夜遅い。おめぇーも早く寝ろ!!」

「はい。」
…僕は、静かに立ち上がり部屋を出た。

まさか、土方さんが許してくれるなんて…。
…珍しい事もあるもんですね(笑)


まぁ、今日はもう、夜遅いし寝ますか。
僕は、僕の部屋で眠っている彼女と同じ布団で眠りに付いた。