last love

そして、季節は秋になった。

普通に順調に部活をしている。
すごく楽しい。

でも、、、最近なんかあいつの態度がおかしいのだ。


「雅ーなんか最近寒くなってきたね。」

今私たちは屋上にいる。
授業をサボってるのだ。
めんどくさいからね…

「うん…すごく寒い。もうマフラーしたいくらいだよ…」

「あんたは究極の寒がりだもんね笑」

「うん。」

「てか!あんたさっきから上の空だよ!
どうせ蓮くん関係だと思うけどね。」

う…
なんでわかるの?
今気になってるのは、あいつ、そう龍崎君のことばかり。。。

私は恋愛する資格何てないのだ。

人を傷つける。

私は大事なものを傷つけてしまう。

「雅…
あんたが何悩んでんのかわからないけど、
雅は恋愛していいんだからね。
恋していいんだよ?
いつまでも、自分のせいだって追い込まないで?
悠だってそれを望んでない。
悠は雅を恨んでないんだから。」

「違う!!
ちが…うの…
私は悠を傷つけた!!
大好きで大好きでしょうがなかったバスケを奪った!!
それだけじゃない…
私を庇って死んだ…
もうこの世にいないの!取り返しのつかないことしたの!
私は最低なの!!
それなのに…今龍崎君が気になってしょうがないの…
私は人を好きになってはいけないの!
また傷つけるから。」


「雅…
私はここにいるよ?
私は雅から離れないから。
ずっと側にいる。」

麻里…
そんな優しいこと言わないでよ。
甘えちゃうじゃんか。

「ありがとね。やっぱ私、麻里と友達になれてよかったよ。」

そう言って、抱き締めあってたら、、、

「そうゆうことか。」

え…
な…んで…いるの………?

今授業中じゃんか。


「ちょっと麻里。
こいつかして。」

「はーいよ。わかったよ。あたしも応援するわよ。」

「いーこいーこ♪」

「ちょっ、触るな!!変態!!」

葵君と麻里いつの間に仲良くなったんだろう。

「じゃー俺たちはこれで~♪」

「はぁ?なんであんたと一緒に行かないといけないのよ!」

そう言って、二人どっかいっちゃった。