ジュエリー




「申し訳ありません。手は尽くしたのですが…。」


「うそだ…!うそだろ!!!!」

「いやよっ!リンっ!」

「リン!起きろ…。お前の好きなお菓子買ってやるからよ…?」

「リン!起きろ!はやく水族館いこう…」

みんなそれぞれ声をかけるけど、リンから返事が返ってくることはなかった。

殴られた頬も、突き飛ばされた時に怪我した手も、

リンを失った心も何もかもが痛かった。


「うわああああああ!リンーーーーーっ!」

俺の叫び声が響き渡った。