どんどん人気のないところに連れて行かれてる気がする。 ーーー逃げなきゃ… そう思って走ろうとしたとき、手首をグッと握り締められた。 ーーーすごい力… 「なんで逃げようとするの?人助けだし、なんも悪いことしてないじゃん。それと、君、宮沢伽南ちゃんだよね?俺、ファンなんだぁ。」 そういって私の体をベタベタ触ってくる。 ーーー気持ち悪い…。だれか助けて…。 そう思ったとき…