夏休みもおわり2学期が始まる。

あぁまたあの苦しいのが繰り返されるのか

そう思うと自然と足は学校から遠ざかった。

学校へ行く道と反対方向に私の足は動いてた。

歩いてたどり着いた場所。

それは小学生の時によく遊んだなにもない

空き地みたいな公園。

たんぽぽがいっぱい咲くからたんぽぽ公園なんて呼んでいた。

そこにある階段にすわって1人どうしようかソワソワ悩む。

お母さんに連絡した。

すぐ車できて怒られてお父さんにも話をし学校へ連れていかれた。

先生は困ったようにしてた。

ごめんなさい

そう心の中で呟いた。

教室はどうやら席替えしたみたいで私の席は窓側の前から3番目

なかなかいい席だった。

ぼーっと窓の外を眺めた。

空は晴れていて海が見えた。