君がいた日々に。

『バス、来るよ』


「そうだね、」


『次どこ行こか?』


時間が残り少ない。

もう夕暮れで空は茜色にそまってる。

私達はバスに乗った。

バス停を降りたらそこらへんをブラブラした。

私の通ってる高校の前を通った。


「グラウンド広くね?」


『えー?普通でしょー』


都会の学校のグラウンドは北海道よりも狭いらしかった。

住宅街に学校があるんだものそうなるよね。

私の家の前も通った。

バイト先の前も通った。

行くところもなくブラブラ。

それだけでも幸せだった。

すると留依からlineがきていた。

(やっほー!デートはどうだい?(笑))


(たのしいよー(*´ω`*))


私はちょっと留依をびっくりさせようと嘘をついてみた。

(次どこ行くのー?)


(んー、らぶほ♡)


「あーあ、なにアホなこと言ってんの」


横からまさがつっこんでくる。


『えー?大丈夫大丈夫』


そう言い笑う私。


(え!?まじで?Σ(゚д゚lll))


そうきたlineを私はわざと放置してほんとにしてるかのように見せた。