死にたくない。

そう思ってしまった自分に少し失望した。

死ねるのならいいじゃないか。

もうこんな苦しまないでおしまいできたのに。

ODをして意識が薄くなりガタガタ体は震える

そのまま学校へ行く。

意識が薄くなってるときは周りを気にしないでいい。

それが救いだった。

廊下を歩けばコソコソ聞こえる声。

「あれが電気科で1人の子でしょー?」

「えーっかわいそぉー」

他の学科の女の声。

鬱陶しい。

私はかわいそうなんかじゃない

お前らなんかに何がわかる。

同情なんか欲しくない。

どんどん私は誰も信じれなくなっていった。