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「えっ、龍先輩じゃないっすか!!」
「おー、みんな揃ってんな。元気だったか?」
谷岡さんも一緒に4人でリビングに戻ると、驚いたような声があちこちから聞こえてきた。
そして、あっという間に囲まれてしまった谷岡さん。
3年生の先輩たちはどうやら谷岡さんのことを知っているらしい。
嬉しそうに谷岡さんに声をかけている。
だけどそれ以外の皆はポカンとして、先輩達が駆け寄っていった男を見ていた。
「えーと?」
西城の戸惑ったような声が聞こえたようで、陽が「そうよね」と笑う。
「この人、谷岡龍也っていうんだけど、私たちが1年生のときに生徒会副会長だった人なの」
「えっ!副会長!?」
こんなチャラそうで怖そうな見た目なのに生徒会!?という西城の心の声がだだ漏れだ。
生徒会メンバーだからといって、みんながみんな、いわゆる委員長スタイルをしているわけではないけど。
でも、もしも今の生徒会に谷岡さんがいたら絶対に浮くだろうな、とは俺も思った。

