回想タイムしゅうりょー、
そんなこんなで私は虐められちゃってる訳ですよ。
あの日から、伊織は全くこないし。
だから、誤解されたまま。早くきてほしいんだけど。

あ、そうそう。私が伊織に送ったメール、返信が来たんだけど。

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To. 理音
From. 伊織
題名 なし
本文
理音。私にメール送ってくれてありがとう。
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ここまでは良かったんだ。
そのときの私も、
「良かった。伊織大丈夫なんだ!」
そう思った。でも、続きは、

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でも、私を裏切ったよね?
私から田辺君を奪った。
だから、



親友を終わりにしよ?

それだけ。あと、
学校に行くつもり、無いから。

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私は唖然呆然。だって、「親友を終わりにしよ?」
って、どうなの!?
私と伊織の″親友″って言う関係はこうも儚く
消えてしまったんだ。
あの人達には感謝してるよ?
私が虐められてるって知らなくても、
2つの支えがあったから
一つ目の支えそれは────




家族という存在。