私の目の前で俊介が死んだ。




私は急いで救急車を呼んだけど、間に合わなくて、俊介は死んでしまった。

整ったかっこいい死に顔。何故かとても嬉しそうに見えた。




俊介の遺品を整理していると、俊介の遺書らしき手紙を見つけた。

その手紙には私の家族を殺した事や自殺した理由が沢山書いてあった。

私は不思議とそれを読んでても悲しくならなかった。

俊介の予想通り、目の前で俊介が死んだ事がとっても悲しくて、他の事なんて馬鹿みたいに感じた。