早くしないと、授業の為に先生がやってきてしまう。
階段を一段飛ばしで駆け上がった。
今さっきまでいた、社会科準備室へと続く廊下を横目で見ながら、更に階段を駆け上がり、音楽室の前に来た。
肩でハァハァと息をするのは、完全に日頃の運動不足が原因。
とても、女子高生の走りじゃない。三十路を越えたおばちゃんの走りだ。
そんな自分を恨めしく思いながら、音楽室のドアに手をかけた。
シーンとしていて、息遣い一つ聞こえない。
「里緒?いる?」
私が、ちいさな声をあげると、カチャリと奥から音が聞こえた。
「里緒、ごめ……ん」
「いい。てか、私、見て戸惑わないでくれる?」
里緒の制服は、ヨレヨレになっていて、髪の毛は、ぐちゃぐちゃ。
これでも直したと言うのだから、考えるだけでゾッとする。
「私のせい?」
階段を一段飛ばしで駆け上がった。
今さっきまでいた、社会科準備室へと続く廊下を横目で見ながら、更に階段を駆け上がり、音楽室の前に来た。
肩でハァハァと息をするのは、完全に日頃の運動不足が原因。
とても、女子高生の走りじゃない。三十路を越えたおばちゃんの走りだ。
そんな自分を恨めしく思いながら、音楽室のドアに手をかけた。
シーンとしていて、息遣い一つ聞こえない。
「里緒?いる?」
私が、ちいさな声をあげると、カチャリと奥から音が聞こえた。
「里緒、ごめ……ん」
「いい。てか、私、見て戸惑わないでくれる?」
里緒の制服は、ヨレヨレになっていて、髪の毛は、ぐちゃぐちゃ。
これでも直したと言うのだから、考えるだけでゾッとする。
「私のせい?」

