空と彼と私

だけど、問題は、靴。


全く、ちぐはぐで、服に似合わない。


いや、服自体もおかしいけど、何の罰ゲームなんだか……。


着替えを済ませて出ると、ゲラゲラと笑う男が二人。


「お前、似合うな。真面目チャン作戦、大成功じゃん」


「だろ?こいつ連れて来た俺、すごくね?」


彼らの目指した物がわかったから、反論はしない。


しないけど、惨め過ぎる。


せめてウィッグぐらい用意して欲しい。誰か知り合いにあったらどうしてくれるの?


言ったところで変わらないから、ため息をつきながら差し出された本来の目的の紙袋を持ち、店を出た。


無事に渡したら連絡をするように言われて――…。


紙を見ながら、目的地を目指す私。


何故、こんな馬鹿げたことになったのかと、自分の性格を恨みながら、角を曲がった。


気づいてはいるけれど、どうしようか?


さっきから、跡つけられている。