空と彼と私

もし、また振られても、あの星空のもとへ連れていってくれないのでは?そんな、馬鹿げたことが恐い。


話かけても、無視されたらと恐い。


一限の授業が終わり、三限になるまで、征司は、席を立つことなく、居続けた。


三限が終わった時、やはり、それが起きた。


「なぁ、麻衣。お前じゃねぇの?お前ン家、噂のコンビニから近くじゃね?」


シンが、馴れ馴れしく聞いてきた。


別れてからずっと、無視し続けてたくせに。


近くにいた男子が待ってましたと言わんばかりに色めき立つ。


「マジで!?てか、お前、他校に彼氏いんじゃんか!こないだも迎えに来てたよな?」

「は?麻衣の分際で浮気とか有り得ねェだろ」


付き合ってたくせに、シンは、思いっきり私を馬鹿にして鼻で笑った。