空と彼と私

部屋に戻るとすぐさま征司は出掛けるべく着替えを始めた。


少しは、乙女の恥じらいと言うのを知って欲しい。


目の前で、上半身を惜し気もなくさらす。


筋肉質だとは思っていたけれど、想像以上に色っぽい。


無駄な筋肉がない。かといって、ムキムキでもなくて、調和がとれといる。


「きれい……」


思わず感嘆の声をあげた私は、慌てて口を押さえた。


「案外エロかったんだな」

「なっ!!生着替えするからじゃん」

「ほらな。生着替えってエロッ!!」


ここが自宅のせいか征司のキャラというかイメージというか……。


そういったものが、全く感じない自然体の征司に、胸がドキドキしてしまうのは、どうしようもない。


エロいと言われ、真っ赤になった頬を見られないように俯いた。


「シャワー使うか?」