空と彼と私

さすがに、ここまで連絡がとれないとなると、心配になる。


相手は、あのシンの友達だし。


眼鏡なんて胡散臭いものつけてること自体、警戒すべきだったかも。


でも、今、警戒しなくちゃいけないのは、私自身。


「一人?珍しいよね、こんなとこに一人なんて」


と、いかにもチャラい男が二人寄ってきたから。


「一人じゃないし」


ボソッと、苛々気味に答えた私の声が聞こえたはずはないのに、


「ああ、君の友達も、上でよろしくヤってるよ。だから、俺らは俺らで、楽しまねェ?」


意味深にニヤついた顔からすると、その話は、本当?


―――まさか!?


「バカだよな。北條さんに普通に話し掛けるなんて」


「だよな。ここがどういう場所か知らずに来るバカな女が多過ぎる。ククッ」