「いい。 本当の姿を知っているのは、亜季とここにいる光樹と由佳理さんだけだから」 そんなことを平然と言ってのける。 確かに、色々と書かれているけど、これが本当の姿。 サポーターたちは知らない、私だけが知っている姿。 だけど、そんなことをしなくても、答えは決まっている。 相手が誰かも知らない状況の中、自然と会いたいと思った。 そして、曖昧な態度に傷ついて不調をきたした。 その状態に答えが現れている。 握られたままの手を自分の方へ引き、彼の胸に納まる。