言いながらも、不意に泣きそうになった。 それはたぶん、由佳理も気づいただろう。 何よりも、私の気持ちに敏感だから。 「よし、分かった。イイ人、紹介するよ!」 なぜか、由佳理が張り切って言う。 その姿に、私は呆れる。 「だからー、今はいらないって」 そう言うけど、由佳理は引かない。 「これが最後だってー。 今回は、アタシもアタシの彼氏も知っている人だから安心だよっ」 もうすでに、紹介する人が決まっているらしい。 しかも、かなり必死に見える。 その姿を見ると、諦めるつもりはないらしい。