全力で走りきり、学校につく頃にはもう、雨もやみ涙も引っ込んでいた。 本当に空があたしの心を映したみたいだったな。 保健室からタオルを借り、濡れた髪を拭く。 そのまま教室に入ると、なぜか誰もいなかった。 悠真くんも、夏も。