「乙葉ちゃんっ! あたしのために、ありがとう。でも今から授業が……」
「お礼に、1時間だけ、あたしのために空けてよ」
もういっそ、正体を明かしたい。
君を守りたいから、とった行動だって言ってしまいたい。
だけど、それは絶対にしちゃいけないこと。
葛藤していると、
弥生ちゃんが決心したように頷いた。
「お礼に、1時間だけ、あたしのために空けてよ」
もういっそ、正体を明かしたい。
君を守りたいから、とった行動だって言ってしまいたい。
だけど、それは絶対にしちゃいけないこと。
葛藤していると、
弥生ちゃんが決心したように頷いた。


