弥生ちゃんを見ると、体は俺の方を向いているのに、首がアッチの方向を向いている。



おい……シカトかよ。



だけどそんなところも、気に入った。



絶対、落としてやる。











その後も、何度か自分の部屋とリビングを行き来したけど、二人は完全に俺をスル―。



弥生ちゃんが帰った後、乙葉の部屋に押しかけた。



「なー、さっきの子。また呼べば?」



「え!?」