日曜日 「じゃあ いってきます」 「頑張んのよ」 「あぁ、母さんも父さんと楽しんで来いよ」 「いや~だ、涼ったら」 お袋、真っ赤。 「フフフ…志織さん、可愛い」 「凛ちゃんまで…あ~恥ずかしい」 ホントに可愛いんだよな。 こんなデカい息子がいるなんて信じられない。 「じゃあ涼君、後から行くね」 「あ、はい」 何か先輩に声掛けられっとキンチョーする。 嫌なわけなんか勿論ないんだ。 けど… 「涼君?」 あっ! 「いってきます」 慌てて玄関を出て自転車で球場に向かう。