「プッ…」 「へ…??」 突然吹き出した惟月を見ると、お腹を抱えて笑い出したから頭が混乱してきた。 「惟月?」 「それ、そのネックレスも…っ、美月のだよ…ッ!」 「え??うーちゃんのじゃなくって??」 「くくっ…うん、」 何とか笑うのを止めた惟月が近付いてきて、ネックレスをうーちゃんから外す。 「後ろ、向いて?」 「ん…」 後ろを向くと、惟月がネックレスをかけてくれる。