「待って、忘れ物」 「え??」 ぎゅっと後ろから抱きしめられる。 「い、惟月?」 「充電中…」 充電って…。 恥ずかしいけど、でも…嬉しいな。 「よし、じゃあ行ってきます」 あたしの唇にキスをして、惟月は行ってしまった。 残されたのは、りんご状態のあたしだけ…。 とりあえず寝とこ…って思うんだけど、どきどきして寝れない。 惟月、大丈夫かなって心配になって… 惟月の好きな歌を聴きながら眠った。