「待って、惟月…ッ!」 急に立ち上がったせいで、足がもつれる。 「わ…っ」 こける…ッ!! 「…っ?」 「あっぶな…」 暖かい惟月の胸が、あたしを支えてくれる。 「で、何?」 あたしだけに向ける優しい笑顔。 「えっと、その…っ」 頑張れ美月ッ! 精一杯背伸びして、惟月のほっぺにキスする。 「ぇと…頑張って、ね」 うわぁ〜恥ずかしいッ!!!! 絶対顔赤いよ! そそくさとベットに戻る。