今日はあたしにとって、何でもない日。 でも…お兄ちゃんにとって、大切な大切な日なのですッ! 「美月〜?…あ、起きてる」 「惟月…今日、だよね?」 今日は惟月の入試の日。 惟月の受ける蓮城高校はサッカーで有名で、ずっと行きたがってた高校。 頭のレベルも高いけど、惟月なら大丈夫。 「何、泣きそうになってんだよ? 日曜なんだからまだ寝な?」 「惟月…頑張って?」 「…うん、頑張るよ。 でも、なんでそんなに頑張って欲しくなさそうな顔してんだよ?」