戻りたいよ…叉牙くんと仲良くしたい…! 「ぅ…、ん…っく…」 「?!美月?!どうしたの?!」 「ふえぇ…どぉしよ、要ちゃぁん…っ」 「とにかく保健室に…!あ…」 「なーんで泣いてんの? 美月ちゃん」 「…!」 この声は… でも、まさか… 「叉牙、くん…?」 「なーに?」 前とおんなじ叉牙くんの笑顔。 夢じゃないよね…? 確認していく内に、ボヤけた視界が晴れてくる。