「どんな人…ん〜」


惟月は…優しくて、頼り甲斐があって、カッコよくて…


「優しくて、頼り甲斐があって、カッコよくて…ちょっと意地悪な人」







あたしの生まれて初めての告白のあと、惟月は抱きしめてくれた。

そして…


「もしかして…篝とか言わないよね…?」

「へ…っ?」

「ほら、その…勉強会…とか言ってたから」


叉牙くん…そう言えば今日はまだ見てない。

もう…友だちには戻れないのかな…?