でも本当に、イトコで良かった…。 やっぱり一緒にいたいもん。 笑いながら惟月を見る。 「ん?どうかした、美月」 「ううん、なんでもない! あ…っ!」 そうだそうだ、大切なこと忘れてた! やっぱり忘れちゃだめだよね、うん! ちょこちょこ惟月に近寄る。 「美月?」 「惟月、だーいすきっ」 ほっぺにちゅっと、可愛いキス。 周りの声も何だか気持ちいい。 あなたが大好きなんです。