爽やかに笑う叉牙くんは眩しくて

真っ直ぐ見ることが出来なかった。

ごめんね、ありがとう…。

あなたたちに出会えて、あたしは幸せです。


「惟月が…好きっ」

「うん、」

「頑張れ」


2人は優しく頭を撫でてくれた。

その感覚が懐かしくて、また涙が出てきた。

惟月…惟月、愛してます。

やっぱりあなたじゃなきゃだめみたい。

あなたがいないと…あたしは、何も出来ません。

あたしの居場所はありますか?

あなたのところに帰りたいよ…。

わがままなあたしだけど、笑ってくれますか?

愛してくれますか?