【今日は遅くなりそうだから夕飯はいらないよ。 母さんに伝えといて】 夕飯…一緒じゃないんだ。 嬉しいような、悲しいような…。 こんなメールが来るたびに、あたしは家族なんだって思う。 どうやっても、変えられない…壁。 【はーい♪りょーかいしましたっ!】 そうメールを打って、息を吐いた。 あ…ため息。 だめだなぁ…もう、はぁ。 「あら…美月、全然手が動いてないわよ?」 「え…?あっ」 今、ご飯中だった! なのにボーッとしてたよ…。