あーあ…また、うじうじした美月に逆戻り。 ほんとあたしって、だめなんだから…。 「ごめん、ちょっとあたしトイレ行ってくるね…!」 「あ、うん。 ゆっくりでいいよ?」 「ほんとごめん! 篝!美月に触んないでよね?!」 「ハハ、ハーイ」 早足で歩いてく要ちゃんを眺めた。 叉牙くんと会うからか、すっごいカワイイ格好。 要ちゃんみたいに美人だったら、成宮さんにも勝てるのかも。 「美月ちゃん?」 「ふぇ?何??」