ぎゅっとあたしの手首を掴む。


「何もされなかった??」


前にキスされたって、言ったから…かな。

でも気にしてくれて嬉しいな♪


「大丈夫☆叉牙くんは友だちだもん♪」

「ならいいけど…油断すんなよ?」

「ふふ…うん♪」


なんか彼氏っぽい♪

惟月って、案外ヤキモチ妬きなんだよね♪

多分あたししか知らない!


「なーに笑ってんだよ」

「ふぃ…」


意地悪く笑いながらあたしのほっぺを摘まむ。