恋しちゃ、いけない。~ツンデレ男子と素直になれない女の子~


「なあ、最後に観覧車乗らねえか?」

昔、拓実と二人で乗ったっけ…
夜景がキラキラと宝箱みたいで…
そして、拓実は私に優しいキスをくれた。
思い出すと、胸の辺りがキュンと痛くなる。

でも私はこんな風にズルズル気持ちをひきずっていてはダメ。
拓実のことは、きちんとけじめをつけなくちゃいけないの。

どんなに、どんなに苦しくて、どんなに、どんなに辛くても。

そして、拓実のことは胸にしまって、自分一人でいきていくの。

恋なんて、しない。

「うん。いいよ!」

だから、爽汰のことを意識しないで、今日は爽汰の友達として、爽汰がやりたいということをするの。