*** 電車 *** 電車に揺られながら、 初めてのデートを思い出し、 佐紀は、ニヤけていた。 傍から見ると、変に思われるくらいに ニヤけていた。 佐紀は、はやる心を押さえ、 電車の窓から流れる景色を見ていた。 そして、ナッキーの言葉を思い出した時、 夏祭りの事が、蘇って来た。