「部活~ウチらバスケ部~番外編」    佐紀、二十歳


***  電車  ***

電車に揺られながら、
初めてのデートを思い出し、
佐紀は、ニヤけていた。

傍から見ると、変に思われるくらいに
ニヤけていた。

佐紀は、はやる心を押さえ、
電車の窓から流れる景色を見ていた。

そして、ナッキーの言葉を思い出した時、
夏祭りの事が、蘇って来た。