「おばさん!只今!」
ダブルケイの扉が、勢いよく開き…和恵が飛び込んでくる。
「お帰りなさい」
カウンターの中から、里美がこたえた。
「あっ!志乃お姉さん!いらっしゃいませ」
慌てて、二階に上がろうとした和恵は、カウンターに座る志乃に気付き、頭を下げた。
「お帰りなさい。和恵ちゃん」
志乃は、持っていたグラスを置いて、微笑みかけた。
和恵も微笑むと、ゆっくりと奥へ向かう。
「何か、飲む?」
里美の問いに、
「今はいい!」
和恵は首を横に振ると、ステージ横の扉から、2階に上がる。
ドタドタと途中まで、階段を上り、またドタドタと下りてくる。
「おばさん!」
店に顔を出し、
「後で、ドラム借りていい?」
「いいわよ」
里美は、少し呆れながらもOKした。
「やったー!」
と両手を上げ、
和恵は階段を走って、上がっていく。
その様子を眺めていた志乃は、再びグラスを取った。
「ドラムやってるの?」
里美はため息をつき、
「誰の影響か知らないけど…最近、営業前によく叩いているわ」
ダブルケイの扉が、勢いよく開き…和恵が飛び込んでくる。
「お帰りなさい」
カウンターの中から、里美がこたえた。
「あっ!志乃お姉さん!いらっしゃいませ」
慌てて、二階に上がろうとした和恵は、カウンターに座る志乃に気付き、頭を下げた。
「お帰りなさい。和恵ちゃん」
志乃は、持っていたグラスを置いて、微笑みかけた。
和恵も微笑むと、ゆっくりと奥へ向かう。
「何か、飲む?」
里美の問いに、
「今はいい!」
和恵は首を横に振ると、ステージ横の扉から、2階に上がる。
ドタドタと途中まで、階段を上り、またドタドタと下りてくる。
「おばさん!」
店に顔を出し、
「後で、ドラム借りていい?」
「いいわよ」
里美は、少し呆れながらもOKした。
「やったー!」
と両手を上げ、
和恵は階段を走って、上がっていく。
その様子を眺めていた志乃は、再びグラスを取った。
「ドラムやってるの?」
里美はため息をつき、
「誰の影響か知らないけど…最近、営業前によく叩いているわ」