「ああ…売れなくなっちまった…」

銃声が止んで、しばらくしてから、

廊下から、大人の声がした。

「まあ…次を連れてくりゃいいさ」

「育てるのに、時間がかかるぞ」

「何とか使える部分だけでも、売りゃいいさ」

大人の嫌な会話。


Jにも、その内容が理解できた。