私の幸せ


「わかりました。覚えますね。」


「おお。他に聞きたいことあるか?」

颯斗さんが目を見つめてきた。


少しいじわるな質問をしたくなった。

「じゃあ、私を姫に選んだ本当の理由が知りたいです。」


颯斗さんはちょっと顔をしかめて言った。


「仁風には総長が姫を作って守る...っていう決まり事があるんだよ。それで、ピンと来たお前を選んだんだ。」


なるほど。そういう理由だったんだ。

無言で首を縦に振った。


「...他にはあるか?」