私の幸せ


ずるいよ、颯斗さんは…



その笑顔と言葉は私の心を簡単に解きほぐそうとした。



自然と口角が上がる。




と、突然ヘルメットをポイと渡された。


黒いヒョウ柄のヘルメット。


初めてこのバイクに乗った時からこのヘルメットは私専用のもの。



…そう考えると幸せな気持ちになる。