僕が霊を信じた日

――僕は気を喪っていた。


ゆっくりと目を覚ました。

「た、助けて!」


その声に、僕は辺りを見渡した。


霊能力者の家だということには間違いなかった。


母、父、弟も目を覚ます。


僕達は椅子に座り、テーブルに伏せていた姿となり気を喪っていたのだ。



「助けて!」


再び女性の叫び声。