2人の総長に愛された地味子ちゃん。




目から大量の滴が溢れ落ちると同時に、


何か温かい感触が身体を包んだ。



っ………。


私…この人に抱き締められてるの?



「大丈夫だから」


和人は耳元で優しく呟いた。


どうして、こんなにホッとするの。


味わった事のない温もり。


まるで、親鳥が雛を温めるような。