…ってか、ここ病院だぞ。 群がりすぎだ。 「…聖、ずっと魘されていたよ。奏ちゃんの名前を呼びながら」 「………」 情けないな。 眠っていても諦めきれてない。 「なぁ、新。どうやって諦めれるんだ」 そう尋ねると、新は苦笑いした。