歩くたびに、 しょっぱい匂いが漂ってきた。 …何だ、この匂い。 空は既に明るくなりつつあった。 明るくなっていくと共に、 しょっぱい匂いの正体が姿を現した。 遠くには、青い景色が広がっていた。 海か。 水平線には朝日が掛かっていた。