「視力を…失った………」 もう、あいつの視界には俺は映らない。 もちろん、この男も。 今のあいつには暗闇しかないんだ。 俺は…奏を守れなかった。 「奏は…どこなんだよ。教えてくれ!」 和人の目に涙が溜まっていた。 …そんなに会いたいのか。 そりゃあそうだよな。 自分が過ちをおかしたんだからな。 そんな奴に簡単に奏を会わせる訳には いかないんだよ。