「倒す、だと?」 聖は呆れたように微笑むと、 すぐに眉間にシワを寄せて 和人の襟元を引っ張り上げた。 「奏を傷つけたお前に倒される訳がねぇだろ」 …傷つけた? 俺があいつをふったことか? 「…あいつの為にふったんだ。あんたの所へ行きやすいように」 「いい人ぶってんじゃねぇよ!!」 聖の拳が和人の頬に直撃した。 同時に和人の身体は地面に叩きつけられた。