聖は、いつも不機嫌になると


私の身体に跡を付けようと強く噛む。




痛くてたまらない。


怖くてたまらない。


でも…耐えるしかないんだ。




「奏、お仕置きの時間だよ」



聖はクスッと笑って耳元で囁いた。



また、恐怖の時間が始まるんだ。



制服がスルッと抜け落ちる音が聞こえた。



そして、そのままゆっくり目を閉じた…