近づいてみると、 ソファーの上にはスヤスヤと眠っている 柚希くんの姿があった。 「柚希くん…」 机の上には、コンビニで買ったオニギリや パンやジュースなどが沢山置かれていた。 …これが、柚希くんのご飯。 「っ~…だぁれ?」 2人に気づいたのか、 柚希が目を擦りながら起きてきた。 「…柚希くん、私だよ。分かるかな?」 「…あの時のお姉ちゃん?」 「そうだよ」