「美嘉さんの顔は知らないから分からないけど…確かに聖に似ていた」 「この子供に会ったのか?」 「うん…、和人と水族館の近くで出会ったの。迷子になってて、一緒に母親を探してたの」 「そうだったのか」 「聖、1度会ってあげたらどうかな?」 「………」 聖は俯くと顔を横に振った。 「どうして…!?」 「そんな資格、ないから」 聖………。 きっと、不安でいっぱいなんだ。 でも、美嘉さんが命を掛けて産んだ子供。 聖には会ってほしい。