「ガキだな」 聖は呆れたようにため息をついた。 「はぁっ!?誰に向かって言ってるんだよ!」 「誰ってお前しかいないだろ」 「んだと!?せっかく見舞いに花束持ってきてやったのに」 え?和人が聖の見舞い? 花束まで…!? 「……あははっ!」 奏はお腹を押さえながら笑い始めた。