すると、 矢神達哉がポケットからカッターナイフを 取り出して聖に向けた。 聖が危ないっ!! 「聖っ!!!」 咄嗟の勢いで奏は聖の元へ向かった。 「奏ちゃん!!」 聖っ…! 口元も切れていて出血している。 …見たくないよ、聖が傷つく所。