私は…聖の玩具でもあり、聖の女なのだ。 私が小さい頃に両親が事故で死んで 引き取られた先にいたのが聖だった。 まだ幼かった聖は優しくて いつも私の傍にいてくれたのに… いつの日か、こんな変わり果てた姿になった。 それがなぜかも分からない。 聖は親に反発して私を無理矢理連れて、 家を飛び出して私たちの家であるこの倉庫… 『颯奨組』のアジトで暮らしている。